ヨセミテバレーから南へ約1時間30分。
公園の南端にある巨木セコイアの森です。
数ある(約500本)巨樹のなかでも最大の
セコイアはグリズリ・ジャイアント(Grizzly
Giant)と云う木で、根元の直径8.7m、
周囲29m、推定樹齢は2700年と云われま
す。このセコイアが芽を出した頃、日本は
まだ縄文時代でした。説明文によると何
度も雷を受けたために高さ62mで生長が
止まり、17度傾いているそうです(右の
写真)。トレイルに沿ってセコイアをみなが
らトレッキングが可能です。

 1857年から1864年までに、Mariposa
Groveを訪れた人々は、約400人でした。
それが今では毎年150万人もの人々が、
この「ビッグ・トリー」の見物に訪れます。
見物はおおいに結構ですが木を殺しては
いけません。環境汚染、ゴミを捨てる、
毬果を持ち帰る、根本近くを歩き土壌を
固める・生木・枯木に登る等、人間が及
ぼす影響は、この壮大な森林の生存を脅
かしています。この巨大な木々は、風雪
に耐え、何千年も生き延ぴてきました。


 セコイアの樹齢は約3,000年前後であることが分かっています。これらの「ビッグ・トリー」は疾病や害虫に対し抵抗カがありますので、永遠不滅のようですが巨大な木にも弱点があります。根は木から45メートルののところまで広がっていますが、その深さは1〜2メートルにしかなりません。風雪などの気候現象、それに根の浅さが加わっていつかは倒れます。倒れた木が腐朽する速度は遅く、しばしば何百年かかることもあり、時には千年もかかります。
 このセコイアが朽ちるまでは数百年〜千年程度かかると云われます。芽をだして朽ち果てるまで数千年と云うとてつもない時間を必要とします。

 私が子供のころ見た写真のトンネルツリーはマリポサグローブにありました。「ワオナのトンネルの木」と呼ばれています。トンネルが掘られた1881年から1968年までの間に、何百万人もの人々が訪れ、初期には幌馬車で、後には車で、トンネルをくぐりぬけました。この他にもトンネルの木第2号の「カリフォルニア・トリー」があります。ワオナ・トリーのトンネルが雪で埋まる冬の間のピンチヒッターとして1895年に掘られました。幹に大きいトンネルが掘られ、弱っているにもかかわらず、このカリフォルニア・トリーは生きて成長しています。このような木の損壊は今日では許可されていませんが、2本のトンネルの木はマリポサ森林の宣伝に役立ち、1906年にヨセミテ国立公園の一部に編入された時も、この2本の木が大いに貢献しました。

 ところで1875年に開けたトンネルのおかげですっかり有名になった代わりに、木は急激に弱ってしまいました。そこへ1968年に2度の落雷を受け、翌年の大雪の重みでとうとう倒れてしまったのです。2000年もの長い問、森の王者であったセコイアでしたが、今ではそこに横たわっています。

アメリカ大自然紀行


Mariposa Gloveのこと。


マリポサ グローブ Mariposa Glove

ワオナのトンネルの木です。私が下に入っていて、いかに大きいか判りますか?

★Mariposa Glove

Santamonica
Venis Beach
Marina Del Rey
Beverly Hills
Hollywood
Universal Studios Hollywood

★LA County

★Route 66

■サンタモニカ Santa Monica

■ニューベリー・スプリングス Newberry Springs

■オートマン Oatman


■セリグマン Seligman

■ウイリアムズ Williams

■NHKTV映画「ルート66」


■テーマソング ルート66

 実は私が子供のころ父親が保有していた百科事典で、根元をくり抜いて自動車が通っているセコイアの大木の写真がありました。下がその写真です。このトンネルツリーはマリポサグローブにあったのです。感激でした!!

★Meteor Crater

★Petified Forest National Park

Sedona

Yosemite

★アメリカ横断 MotorCycle Journey

★Sedona

★Jerome

 国立公園に指定される前は多量に伐採されたりしていました。と云うのもこのセコイアにはタンニンが多く含まれており、それで腐りにくいので建築用に伐採されたそうです。
 火災とともに生きる森と云われていますが、それは国立公園指定初期の頃、山火事になると消火作業をしていました。その結果、日陰に育つ樹木が大きくなり、セコイアが生育しにくい環境になってしまったのです。むしろセコイアの生長にとって山火事は欠かせないものだったのです。
 セコイアの樹皮はもともと燃えにくく火災に強いのです。森には黒く焼け焦げたセコイアがたくさん見られますがこれは山火事に耐えて生き残ってきた証拠なんですって。それでこの山火事でセコイアのマツボックリは熱でハジケ、中の実が飛び出して地中で芽を出すと云われ、むしろ山火事による熱が必要なのだ・・と考えられています。そこで現在では、自然に起きた山火事は基本的に放置する姿勢をとっているそうです。

 セコイアは、小さいタマゴ型の毬果の中で出来た種から生まれます。1個の毬果には、オートミール片大の種が200〜300ほど入っています。発芽にはミネラルが含まれた柔らかい土壌、充分な太陽の光、適当な湿度などの、ちょうどよい条件が必要です。毎年何百万もの種が地面に落ちますが、その中で発芽し、大木に成長するものは百万分の一と言われています。セコイアの毬果が成熟するには2年かかります。成熟した毬果は木に20〜30年ついています。ヤコイアから毬果が落ちて種をばらまくこは、外部の力が必要となります。
セコイアには、毬界を落とす能力がありませんので、種の分散には2種類の森林の住民の協力が貴重な役割を果しています。木に穴をあけで住む角の長い小さなカブト虫は、木からぶらさがっている毬果の中に卵を産み付けます。卵からかえった幼虫は、毬果の内部を穴を掘るように食べます。
そのために水の供給が閉ざされた毬果は乾燥し、皮は茶色に変色して剥げ、種は地面に落ちます。ダグラス栗鼠とも呼ばれるチカりーは、緑の毬果を噛み落します。チカリーが多肉質の皮を食べるにつれて、種が地面に落とされます。このリスはよく毬果の貯めおきをします。貯蔵それた毬果はやがて乾燦して種を地面に落とします。カブト虫とチカリー栗鼠は毬果から栄養を取り・そのお返しとして、セコイアの増殖を助けるのです。

案内文には次のように記されています。
『Mariposa Gloveへようこそ。
国立公園管理事務所(National Park Servie)は、ここでヨセミテの貴重な資源の一つであるセコイアを保護しています。
・歩道から離れないでください。セコイアの根は浅いので、木の幹近く
 を歩くと、根を痛める恐れがあります。
・毬果など、国立公園内にあるものは、法律で保護されています。
 他の人々にも楽しんでいただける様に、そして罰金を払わなくてすむ
 様に、ご注意をお願いします。
・ゴミは指定された場所に捨てて下さい。
・生木、死木にかかわらず、木には登らないで下さい』
・・とあります。

 セコイアが群生しています。

 これも大きなセコイアです。普通幹の太さは「目通り○○mと云って、指で差している目の高さで太さを測ります。

 切断されたセコイアが展示されていました。一番内側の直径15cm位の場所が「AD926年とありました。外側は1860年と記してありました。これで924年ですから、多分1000年くらいの樹齢と思います。

 セコイアの倒木の洞の中に居る私が判りますか?こんなのが倒れています。

 こんな間近に野生の鹿が寄ってきます。

 山火事で黒く焦げたセコイアが多くあります。

 どちらがセコイアの松ボックリか判りますか?上がそうです。下はシュガーパインの松ボックリです。逆とおもいましたが・・

 私が子供のころ父親が保有していた百科事典で見たアメリカの大自然の大きさ・・、それを目の当たりにして改めてケタ違いのスケールで迫るマリポサの大きさに驚嘆の二字!!


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Google による Mariposa Glove

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